branch report
【タイ支社レポート-Vol.3】
イベントで設置した装飾をしばらく残す習慣
2017.08.16
タイも日本と同じくいろいろイベントが有り、大きいデパートではイベントに合わせて飾り付けをします。例として挙げるなら1月末〜2月の中国の旧正月である「春節」(太陰太陽暦に基づくため毎年日付が変わる)、12月のクリスマスなどがあります。
※今回のレポートの画像は12月から1月に撮影したものです。
タイでは冬でも30度になる日もありますので、映っている人々は夏の服装をしています。
デパートでは一度設置された飾り付けは、イベント期間が終了しましても次のイベントの飾り付けまで1ヶ月間ぐらいあっても設置したままです。クリスマスで例えるなら新年を迎えましても1月一杯まで飾るデパートも有ります。
日本人の視点だとクリスマスと新年を同時に祝うところが面白いですね。逆に日本ではイベント当日を過ぎたらすぐに取り壊し作業するとタイ人が知ると「もったいない」「せっかく何週間も準備したのに何もすぐに取り壊ししなくても」「イベント当日に参加できない人がかわいそう」などいろいろ意見が有ります。
期間や時間にきっちりしているところは日本人らしいと言えばそこまでですが、それでもせっかく手間ひま掛けて設置したので、せめてイベント後1週間ぐらいに取り壊しを延ばしてほしいな〜と思っている人は多いと思います。
クリスマスのイベントが近づくと日本ではデパートだけでなく各家庭でもクリスマスツリー、照明など飾り付けをしますが、タイにはこの習慣が無いです。
経済的な余裕がある家庭ではイベント有るごとに飾り付けするところもありますが、その余裕がない家庭も多いからです。
そのためイベントは家では行わずデパートや屋外で行う習慣になりました。
一般家庭の人々にとっては街中の装飾は楽しみなのです。
(PONGSITH)