seminar report
【社内セミナー】
『グラフィックデザイナーが知らない最先端技術の世界』 久保江 勝二 講師
2017.01.27
スーパーコンピュータの開発から商品企画の開発まで米国のファシリテーター資格を持つ課題解決職人、と言われる久保江 勝二先生のセミナーがラジアンで行われました。
久保江先生は現在、株式会社パグス 代表取締役に就任しiPad等の新デバイス運用管理システム設計並びに運用設計を中心に活動していらっしゃる方です。
セミナー内容は”グラフィックデザイナーが知らない最先端技術の世界”。
様々なテクノロジーが急激に成長し、その波が広告業界でも様々なサービスに変化が起きている中、ラジアンのような従来型のデザインプロダクションにとってのメリット/デメリット/今後の未来へのデザインはどのように目指すべきなのかを見つめ直すセミナーでした。
若手の私にとって難しい言葉が資料にずら〜っと並ぶ中、理解できるのか…と心配していましたが、久保江先生のフランクな喋り方や楽しそうに語って下さる雰囲気は、情報バラエティ番組を見ているようなセミナーでとても楽しく学ぶことができました。
堅苦しい内容かと思いきや、人工知能を使ったおすすめのスマホアプリやサイトを紹介!
何故このアプリがオススメなのか、どんな人工知能を駆使した技術があるのか。セミナーに参加していた社員全員がスマホを弄り、その技術に実際に触れて感動できる体験。(スマホの普及率は凄い!笑)
「おお〜!」「良い事知れた!」「帰ったらこれダウンロードしよう〜!」など周りも、和やかなムードで学習でき楽しい体験でした。紹介サイトを見ながら、久保江先生が今まで培ってこられた知識と意見を交えて語って下さるのはとても面白かったですし、勉強にもなりました。皆うんうんと頷きながら真剣に聞き入っていました。
最先端技術の事を知れば知る程、便利で凄いけれど一方で、裏の恐ろしさがとても印象的でした。
機械は情報を与えれば、それを蓄積して新たなものを生み出してくれます。
そのことは学習と同じであり、成長しているのと同じです。
新しい見た事のないものを創り出してくれる可能性を秘めている。
それはデザイナーという立場において脅威だと感じましたし、将来デザインをしてゆく中で新たな壁が迫っていると感じました。デザイナーという職はどうなるのか…と少し不安…。
SF映画のような未来が、近い将来本当に起こり得る可能性が私の知らないところで、じわじわ身近に来ていると実感しました。
凄く有意義なセミナーでした!久保江先生、本当にありがとうございました。
社内セミナーは、外部の方からの貴重な情報やご意見も聞くことができ、新しい企画やクリエイティブとしての考えにも繋がってくる良い機会でした。またラジアンで、このような機会が増えるのが楽しみです!
(ozawa)